📈【銘柄分析】オリックス(8591)— 高配当&多角経営で安定感バツグン!元優待株としても人気の実力派
こんにちは!今回は、かつて「株主優待の王様」とも呼ばれたオリックス(証券コード:8591)を取り上げます。
優待廃止はあったものの、安定的な高配当と世界的な事業展開力は今も健在。投資初心者〜中級者にとって、じっくりと保有できる好銘柄の一つです!
個人的購入優先度 ☆☆
配当〇
(☆☆☆☆☆:最優先購入、☆☆☆☆:優先購入、☆☆☆:購入、☆☆:できれば購入、☆:いつか購入)
オリックスってどんな会社?
オリックスは1964年創業の総合金融サービス企業です。リース業からスタートし、現在は以下のように超多角的なビジネスを展開しています。
- リース(法人向け設備リース)
- 銀行・生命保険・カードローン
- 不動産(オフィス、ホテル、物流施設等の開発・運営)
- 再生可能エネルギー(太陽光・風力)
- 航空機・船舶リース
- 海外インフラ投資(米・アジアを中心に展開)
📌 一社でここまで多分野を手がける企業は非常に珍しく、「経済の縮図」と呼ばれることもあるほどです。
業績と財務(2025年3月期)
指標 | 数値(予想) |
---|---|
売上高 | 約2.6兆円 |
純利益(親会社株主帰属) | 約4,000億円 |
ROE(自己資本利益率) | 約8.8% |
自己資本比率 | 約24.2% |
📌 財務は健全で、利益率も高く安定しています。特にROE(8%超)は、資本効率の良さを示しています。
株価・指標(2025年5月時点)

指標 | 数値 |
---|---|
株価 | 約2,947円 |
PER(予想) | 約8.84倍 |
PBR | 約0.82倍 |
配当利回り | 約4.07% |
📉 PER・PBRともに割安圏にあり、バリュー株としての魅力も◎。
また配当利回りは4%を超えており、インカムゲインを求める投資家にぴったりです。
💰 配当金の推移と方針
- 2025年3月期:1株あたり配当金 85.6円(実績)
- 2026年3月期(予想):120.01円(増配予定)
📌 オリックスは「配当性向39% or 年間120.01円のどちらか高い方」という方針を掲げています。つまり、減配しにくい構造となっているのが強み。
🎁 株主優待はどうなった?
オリックスは以前、カタログギフト形式の豪華な株主優待を実施していましたが、2024年3月をもって廃止されました。
廃止理由としては、「配当などでの公平な株主還元を重視する」ことが挙げられています。
とはいえ、その分、配当強化の方針が明確になっており、優待廃止後も株価への影響は限定的でした。
👤 どんな人におすすめ?
タイプ | 理由 |
---|---|
💰 高配当狙いの投資家 | 配当利回り4%超&減配しにくい方針 |
📊 バリュー株を探している方 | PER・PBRともに割安水準 |
🌏 国際分散型企業を好む方 | 海外インフラ投資やエネルギー事業あり |
🏦 安定感ある財務を重視する方 | ROE・自己資本比率ともに優秀 |
🧓 シニア・退職後の資産運用 | インカム重視で安心感あり |
投資判断まとめ
項目 | 評価 |
---|---|
業績安定性 | ★★★★☆ |
配当利回り | ★★★★★ |
優待魅力 | ★☆☆☆☆(廃止済) |
割安感 | ★★★★☆ |
成長ポテンシャル | ★★★☆☆ |
まとめ:オリックスは「配当・安心・分散」のバランス型銘柄!
オリックスは、優待こそ廃止されたものの、「配当で報いてくれる堅実企業」として、今も変わらず高い評価を得ています。
✅ 割安バリュー株
✅ 高配当利回り
✅ 多角化&グローバル展開
という3拍子が揃っており、長期でじっくり育てていきたい1銘柄です!
📌 最後に一言:
「優待がなくなっても、オリックスの魅力は残る!」
高配当の安心感を味わいたいあなたにこそ、おすすめします📊✨