銘柄コード:4765 SBIグローバルアセットマネジメントの株式分析

記事広告



こんにちは!今回は、資産運用業界で注目される「SBIグローバルアセットマネジメント(4765)」について、株式投資の観点から詳しく解説します。SBIグローバルアセットマネジメントは、SBIグループの中核企業として、投資信託や資産運用サービスを提供し、個人投資家の資産形成を支えています。
この記事では、初心者から中級者向けに、業績、株価動向、株主優待や配当金などを分かりやすくご紹介します。

個人的購入優先度 ☆☆☆

優待が面白い

(☆☆☆☆☆:最優先購入、☆☆☆☆:優先購入、☆☆☆:購入、☆☆:できれば購入、☆:いつか購入)

SBIグローバルアセットマネジメントってどんな会社?

SBIグローバルアセットマネジメント(以下、SBIG AM)は、SBIホールディングス(8473)のグループ会社で、資産運用業務を中心に展開する企業です。主な業務は、投資信託やETF(上場投資信託)の運用で、国内外の個人投資家向けに多様な資産運用商品を提供しています。
近年、NISAやiDeCoの普及で資産運用への関心が高まる中、SBIG AMの運用資産額(AUM)は順調に拡大しています。

主な事業領域:

・ESG投資やアクティブファンドの開発

・投資信託の運用(SBI証券と連携)

・海外市場向け資産運用サービス

・ETFやインデックスファンドの提供

業績概要

2023年度のSBIG AMの業績を見てみましょう。

  • 売上高: 約250億円(前年比+15%)
  • 営業利益: 約80億円(前年比+10%)
  • 純利益: 約55億円(前年比+12%)
  • 運用資産額(AUM): 約3兆5,000億円(過去最高)

業績ポイント

  • 投資信託市場の拡大とNISA口座数の増加が収益を押し上げ。
  • 低コストインデックスファンド「SBI・Vシリーズ」の運用残高が堅調に推移。
  • 海外事業部門が順調に成長し、全体の利益率向上に寄与。

株価の推移と現状

次に、SBIG AMの株価推移を見てみましょう。

  • 2025年2月時点の株価: 約726円
  • 過去1年間の最高値: 約800円
  • 過去1年間の最安値: 約530円

🔍 株価動向のポイント

  • 2023年後半、米国金利の動向や国内資産運用ブームを背景に上昇。
  • 個人投資家のNISA口座開設増加が株価上昇を後押し。

配当金と株主優待

💰 配当金
  • 1株あたりの配当金: 60円(2023年度)
  • 年間配当利回り: 約3.33%(株価1,800円時点)
  • 配当性向: 約35%(安定配当方針を継続中)

SBIグローバルアセットマネジメントは、安定的な配当政策を掲げており、収益成長に伴い配当金を増加させてきました。2021年度は40円、2022年度は50円と、順調に増配傾向が続いています。


🎁 株主優待

(1)「株式新聞」Web版無料購読クーポン

(2) 暗号資産「XRP」

投資判断のポイント

SBIG AMへの投資を検討する際に注目すべきポイントをまとめました。

ポジティブ要因

  1. 資産運用市場の成長
    • NISA・iDeCo口座数の増加に伴い、資産運用サービスへの需要が拡大。
    • 投資信託の運用資産額(AUM)は過去最高を更新中。
  2. SBIグループの成長力
    • SBI証券を通じた個人投資家層の取り込みに強み。
    • ネット証券最大手の顧客基盤が、SBIG AMの成長を後押し。
  3. 高い配当利回り
    • 配当利回りが3%程度と、資産運用業界の中でも魅力的。

⚠️ リスク要因

  1. 金融市場の影響
    • 株式市場の低迷や金利変動により、運用資産額や収益が影響を受ける可能性あり。
  2. 競合との競争激化
    • eMAXIS Slimシリーズ(三菱UFJアセットマネジメント)など、低コスト競合商品の台頭。
  3. 規制リスク
    • 金融庁の規制変更やNISA制度の見直しが、事業環境に影響を与える可能性。

まとめ

SBIグローバルアセットマネジメント(4765)は、NISAやiDeCoの拡大を追い風に、安定的な成長が期待できる銘柄です。配当利回りが3%以上と高めで、SBIグループの成長力を背景に堅調な業績を維持しています。
株主優待はありませんが、資産運用業界の成長トレンドを享受できる点や、増配の可能性を考慮すれば、長期的な資産形成に向けて魅力的な銘柄といえるでしょう。


📈 あなたの資産形成に役立つ情報をこれからも発信していきます!




株式投資

Posted by niki