【銘柄分析】宝ホールディングス(2531)―日本酒・焼酎・バイオ事業で成長を狙う老舗企業
こんにちは!今回は 「宝焼酎」「松竹梅」で有名な宝ホールディングス(証券コード:2531)」 を徹底分析していきます🍶✨
お酒好きの方や安定成長する食品株に興味がある投資家にとって、注目すべき銘柄です。配当や株主優待もあるので、長期投資の候補に入れている方も多いでしょう。
会社概要と事業内容 🏢
宝ホールディングス株式会社は、京都に本社を置く酒類メーカーで、1872年創業の老舗。主力は日本酒「松竹梅」、焼酎「宝焼酎」などのお酒事業。
さらにユニークなのは、 バイオ事業(遺伝子・細胞研究向け試薬など) にも注力している点です。
事業構成は以下の通り:
- 酒類事業(日本酒・焼酎・海外ブランド)
- バイオ事業(遺伝子・タンパク質研究用製品)
- 健康食品事業(乳酸菌飲料など)
「伝統」と「革新」を両立する点が、同社の強みですね💡
個人的購入優先度 ☆☆☆
配当○ 優待〇 財務状況○ 成長性○ 割安度△
(☆☆☆☆☆:最優先購入、☆☆☆☆:優先購入、☆☆☆:購入、☆☆:できれば購入、☆:いつか購入)
最近株価がすっごく爆上げしてしまったのでしばらく買い増しは無理そう。
業績実績📊
ここ数年の売上・利益は堅調に推移しています。
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2023年度(2024年3月期)実績
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売上高:約2,950億円(前年同期比+4.8%)
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営業利益:約180億円(前年同期比+5.2%)
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当期純利益:約120億円
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海外需要や焼酎の堅調に加え、バイオ事業が成長を牽引。円安メリットも追い風になっています📈
今後も国内酒類市場は縮小傾向ですが、健康食品や海外展開で成長を狙う姿勢が見えます。
株価と投資指標まとめ💹

2025年8月現在の株価をまとめると以下の通りです(概算値):
- 株価:約1,720円
- 時価総額:約3,000億円
- PER:約20倍(適正水準)
- PBR:約1.37倍
- 配当利回り:約1.8%
👉 PERは食品株として標準的。PBRが1倍程度で「資産バリュー株」としての魅力も感じられます。
配当金情報と推移 💰
宝ホールディングスは安定配当を維持しており、直近5年の推移は以下の通りです。
- 2020年:24円
- 2021年:26円
- 2022年:28円
- 2023年:28円
- 2024年:30円(予想)
増配傾向が続いており、長期保有で安心感があります😊
配当性向は30~35%程度で、利益に応じてバランスよく還元しています。
株主優待制度 🎁
株主優待は、 100株以上の保有で「自社商品詰め合わせ」 がもらえます。
- 100株(約13万円投資):1,000円相当
- 1,000株以上:3,000円相当
お酒や健康飲料の詰め合わせが届くので、毎年楽しみにしている株主も多いですね🍶✨
こんな人におすすめ 👍
- 安定した配当と優待を楽しみたい人
- 日本酒や焼酎が好きで、ブランドに親近感がある人
- バイオ事業など成長分野も組み込みたい人
- 中長期で「堅実に持てる食品株」を探している人
投資判断まとめ📝
項目 | コメント | 評価 |
---|---|---|
業績 | 酒類は安定、バイオ事業が成長を牽引 | ◎ |
株価水準 | PER20倍・PBR1倍でやや割安感あり | ○ |
配当 | 年30円、利回り約2.0%で安定 | ○ |
株主優待 | 自社商品詰め合わせで実用性あり | ◎ |
成長性 | 国内酒類市場は縮小も、海外とバイオが期待 | ○ |
投資対象 | 長期保有向き。安定+成長を狙いたい人に | ◎ |
総まとめ✍️
宝ホールディングス(2531)は、
-
老舗の酒類ブランド力
-
安定した業績と配当
-
ユニークなバイオ事業による成長性
を兼ね備えたバランスの良い企業です🍶✨
株価は割安感があり、優待と配当を楽しみながら中長期で保有するのに向いている銘柄といえるでしょう。
👉 投資初心者には「安定感」、中級者には「成長分野への期待」という両面で魅力のある銘柄です。
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